歯科での口臭治療とは

ふとした時に自分の口臭が気になってしまうことがあります。口臭は一時的なものと慢性的なものがあり、一時的な口臭はその時の食事や飲酒、喫煙などの影響で起こるものが多いですが、ストレスや唾液の量が減少した際などにも口臭が起こります。慢性的な口臭の原因としてはのどや呼吸器などの病気の場合もありますが、虫歯や歯周病が原因と言うことも少なくありません。そのため慢性的に口臭が気になるようであれば歯科を受診することをお勧めします。

歯や歯茎が炎症を起こしてしまうのは歯垢が原因である場合がほとんどで、毎日歯磨きをしていても正しく行えていなかったりすると歯垢が口内に溜まっていって細菌が増え、口臭を発生させます。そのままにしてしまうと歯垢が歯石に変化してしまい、普段の歯磨きなどでは除去できなくなってしまって虫歯や歯周病の症状を進行させてしまうこともあります。初期の虫歯の場合、口臭はそれほど気になるものではありませんが症状が進行すると臭いが強くなってきます。それは虫歯菌が歯を溶かす際に出す酸が臭うからなのです。

また歯周病の場合には歯茎から膿が出ることもあり、この膿が臭いを発生させてしまうこともあります。歯科での口臭治療は歯や歯茎の状態を改善させることが基本となります。歯科では虫歯や歯周病の治療の他にも過去に治療した被せ物のチェックや修繕、歯石や歯垢の除去、正しい歯磨き指導などが行われます。歯と歯茎を清潔にすることで口内の健康を保つことができるようになり、口臭も改善することができます。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*