日本と海外の歯科治療の違い

日本の歯科治療は、海外からみると変わっていると言われています。海外に長期滞在する人も増えた現代では、外国の歯科を利用する人も増えています。海外の治療では、日本のように保険診療が受けられません。日本で保険治療してもらえば3割負担ですが、海外では全額自己負担で高額です。

治療費が高いことに加えて、海外の歯科医から「ここまで進行した歯は治療できない」と言われてしまうこともあります。海外の高額な医療費に見合う結果が保証できない理由からです。日本では、歯の治療痕は年齢相応のものと考えられていますが、海外では「自己管理ができていない証拠」という烙印を押されてしまうのです。日本人の歯磨き普及率は99%以上ですし、歯のトラブルも望んで生じたことではありません。

自己管理ができていないなど心外と思うかもしれません。アメリカ人の歯は、銀歯やブリッジは稀で、治療痕のないきれいな天然歯が並んでいるのが当然と言われています。この差は、定期検診に通っているかいないかの差です。アメリカ人は、最低でも年に2回はて検診に行っています。

アメリカでは民間が保険制度を運営しており、年2回の歯科検診は、義務のようになっています。予防を徹底することで、治療費を削減できることを経験的に知っているからです。さらに最近では、年4回の検診が保険で受けられるようになっています。歯に関しては遅れた先進諸国と言われないためにも、もっと歯科検診を徹底させるべきです。

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