インプラントで気持ちまで若々しく

年齢を重ねてゆけば誰もが歯周病などで歯を失ってしまうリスクが高まります。かつて高齢者といえば入れ歯と切っても切れないイメージがありました。高齢者が入れ歯をはずしてケアしている姿は口元がしぼんで、それこそお年よりそのもののイメージになってしまったものです。健康な歯を高齢になっても維持していることはもちろんすばらしいことですが、いくら丁寧に口腔ケアを行っていても、その人の体質や生活習慣、歯の質や唾液の質など様々な条件によって歯を失う可能性は、やはり高齢になるほど高くなるのが現実です。

歯を失った部分には、これまではブリッジや部分入れ歯などが代表的な治療法方法でした。けれども、これらの方法は歯を失った部分に義歯を補填することはできるにしても、前後の健康な歯に大きな負担をかけることにつながり、咀嚼能力も自分の歯と同じような効果は期待できませんでした。けれども現在ではインプラント治療によって人工歯根を埋め込むことによって、咀嚼能力と見た目の印象を自分の歯に近いようなレベルに再現できるようになりました。インプラントなら顎の骨に人工歯根を直接埋め込むため、前後の歯に負担をかけることなく、自分の歯のような噛み心地を再現することが出来ます。

歯を何本も続けて失ったら、かつては老人の代名詞の入れ歯になることが治療の中心でしたが、現在ではインプラントの出現によって入れ歯を使用しなくても噛む力を維持することができるようになり、見た目も、そして気持ちの面でも若々しさを保てるようになっています。

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